定規の写真

たかが定規、されど定規。
定規なんてどれでもそこまでは違わないんじゃないの?
実際に使ってみるまではそう思っていました。

しかし、授業が始まってみると、0の目盛りに合わせられない、
定規がずれてまっすぐに線が引けない、ミリが数えられないなど
色々と問題が見えてきました。

子供用に追加で購入した定規を実際に使ってみると、
思った以上に使い勝手が違うので驚きました。

まま子

線の引きやすさが全然違う !

すべり止め加工の有無による違いはもちろんですが、
定規の幅が広いと押さえやすく、すべりにくいことが分かりました。

また、ミリの線がすべて同じ長さだと、どこまで数えたか
分からなくなりやすいことも分かりました。

色々な定規を探しましたが、目盛りが端はじまりで、ずれにくくて、
ミリが数えやすいという全て兼ね備えた定規はありませんでしたので、
それぞれ良かったものをご紹介しようと思います。

発達障害児向け定規の大事なポイント

ずれにくい(線が引きやすい)

学校が始まってすぐは、線を引くために使う事が多いのではないでしょうか?

発達障害のある子は、左右の手を別々に動かすのが難しい事が多いです。

左手で定規を押さえ、右手で線を引くという動作の場合、
左手の押さえる作業がおろそかになり、ずれてしまいがちです。
(消しゴムかけも同じで、紙を押さえる事がおろそかになりやすいので苦手です。)

ずれにくい定規の条件は、すべり止めが付いている事と
幅が広めで押さえやすいことです。

すべり止めの付いている定規は、目盛りが若干読みにくかったり、
薄くてペラペラで線が引きにくいものが多い印象ですが、
幅が広めで押さえやすく、目盛りが読みやすい物がありました。

まま子

幅が広いと、こんなにも押さえやすいのか

ミリの線はほぼ同じ長さなものの(アーチ状や階段状ではない)、
5ミリの場所に色がついているため、5を起点として6、7、8と
数えやすくなっています。

レイメイ藤井 見やすい方眼定規 15cm AJH158


ミリが数えやすい(測りやすい)

上記の方眼定規ではミリが読み取れない場合は、
ミリの線が階段状になっていて読み取りやすいものも存在します。

老眼などで現場作業がつらくなってきた方などにも愛用されている
プロユースのメーカー品です。

5を起点とした数え方が難しかったり、弱視などで線を見分けるのが
つらい場合は良いかも知れません。

新潟精機 日本製 キャッチアップ定規スリム 快段目盛 17cm CJS-17KD

目盛りが端から始まっている(0の位置に合わせられない時用)

小学校2年生になると、定規で長さを測る授業が始まります。

測る物の先頭に定規の0を合わせる必要があるのですが、
0の目盛りではなく、定規の先頭から測ろうとする子が出て来ます。(うちの子です)

ぽめ子

2センチとちょっと !

まま子

確かに2センチとちょっとだけど…
(0から測ってないじゃん!)

本人に説明して直るようなら問題ないのですが、
言っても直らなかったり、怒って聞いてくれない場合があるかと思います。

その場合は、とりあえず目盛りが端から始まっている定規を持たせてあげてください。
本人が成長して、0に合わせる必要性に気付く日が来るのを待ちましょう

慣れて来れば、0の目盛りは端はじまりで無い方が正確に測りやすいです。
学年が上がると、0の目盛りに合わせることを理解し始める可能性もあり、
ひっ算で線を引いたり、図形の問題で線を引く機会も増えるので、
線の引きやすい定規もあると良いと思います。

クツワ STAD 算数定規 15cm HS15A

30センチものさし(数字の目盛りが必要な時用)

小学校2年生の「長さのたんい」の延長で、30センチものさしを使う授業があります。
学校の推奨は「数字の書かれていない竹のものさし」で、
数字が無いことで、長さという物を感覚で捉えさせる狙いがあるようです。

しかし、発達障害の子供は感覚(抽象イメージ)で物を捉えるのが苦手です。
この辺りは10センチだな、という当たりが付けにくいため、
具体的な数字がないと、長さが測れない場合があるかと思います。

竹のものさし風の、数字の振られた30センチものさしがありましたので、
ご紹介いたします。

もしお子さんに「他の子は竹なのに…」というような事を言われたら、
竹のものさしに手書きで数字を書いてしまうのも手かと思います。

クツワ STAD 算数定規 30cm HS30A